東京国際ギターコンクール

b0035524_857446.jpg

12/13に第二次予選、12/14に本選と続いて開催された、第51回東京国際ギターコンクール。

日本では最高峰のギターコンクールですが、世界的にも高い位置にあるコンクールです。

b0035524_8591067.jpg

土曜日の第二次予選の採点票が貼られていました。(写真をクッリックすると大きくなります)

15名出場でした。審査員の中には私の師匠、堀井義則先生もいらっしゃいます。
第26回のこのコンクールで優勝されています。

b0035524_933572.jpg

結果、6名が本選出場。(写真をクリックすると大きくなります)

残念ながら日本人は一人も残りませんでした。
私が応援していた、河野智美さんはわずか1点差で苦汁をなめました。

日曜日の本選演奏はすべて聴けました。結果・・・

1.Andras CSAKI (Hungary)
2.Harold Gretton (Australia)
3.Otto TOLONEN (Finland)
4.Giuseppe FEOLA (Italy)
5.朴 葵姫(Korea)
6.You WU (China)

どの演奏者もものすごいレベルです。
メカニックも非常に高く、音楽性も高い演奏で、時間的には11時から5時くらいまででしたので、リサイタルを3回聴いたようなものです。
お得な気分(笑)。

CSAKIは私も一押しの演奏をしました。バッハが特に良かったです。
あういうふうに弾ければ・・・。

期待していたのはYou WU 。
ギターオリンピックなら間違いなく金メダル・・・。
リョベートの「ソルの主題による変奏曲」は私も今練習中なので、特に期待して聴きました。

でもあんなに早く弾かなくっても・・・・。
楽器もあまり良くなかったのでは、と感じました。

朴さんはかわいい女性ですが、手が小さく、指は良くまわっていましたがところどころに押さえ切れなかったところがあり、
限界を感じかわいそうでした。
スカルラッティーは彼女に合って、愛らしい演奏で良かったです。

6名皆、自信はたっぷりあるという印象で、控えめな日本人と表現力の違いを感じました。

10年ぶりにこのコンクールを聴いてみて、今の若い日本のギタリストの力量が、ここに参戦してくる海外のギタリストに及んでいないと感じました。

福田進一さんという天才ギタリスト時代に世界レベルに並んだ、日本のレベルはまた大きく引き離されたと感じました。
これは、審査員を勤められた堀井先生も第一次予選のテープ審査段階で、とても感じられたそうです。

本選の課題曲も、いくら日本のコンクールだからと言って、ドンドコドンというような日本節の曲(日本人作曲)を海外のギタリストにクラシックギターで弾かせなくてもいいと思うのですが・・・・・。

日本のギタリストの進化を望みます。

でも、ヨーロッパのように演奏家を支えるインフラが出来ていませんからね・・・・・。

現場見学会のお知らせです。詳細はこちらをご覧ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スタッフリレーブログ(毎日更新!)も是非ご覧ください。

リフォームチームのブロブ「リフォームNow

創建舎のホームページ

b0035524_11322932.jpg
「東京家づくり工務店の会」のホームページ

いつもぽちっとありがとうございます。  ↓また応援よろしくお願いいたします。
人気ブログランキングに参加しています。ブログ・ランキングに参加中(←ぽちっとな)by kyoco-chan
ありがとうございました。
by kazuo-nakazato | 2008-12-15 09:38 | クラシックギター | Trackback | Comments(10)
トラックバックURL : http://nakazato.exblog.jp/tb/10037208
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by オケラ at 2008-12-15 10:25 x
ドイツ発の情報によれぼ、ヨーロッパではパリコンの権威が失墜してから、一つのコンクールで優勝したからといってそう簡単に評価を得られないので、ハングリー精神が旺盛になっているそうです。その点、日本の若手は必死さが足りず、欧州勢と比較するとまだまだ甘えば目立つというようなことでした。
そういうところが完成度に現われているんでしょうね。
Commented by yaya at 2008-12-15 12:17 x
観に行けなかったですし、今まで行ったこともないのですが
掲載写真も含め、とても詳細なレポートでありがたいです!

Commented by ぶ~チャン at 2008-12-15 13:16 x
名古屋では、若いのに聴かせてくれるな~という演奏でした。
1位から3位まで、コンクールではないような演奏でしたが。。。
東京国際の方が、もっとすごいんでしょうね。
Commented by kazuo-nakazato at 2008-12-15 14:35
オケラさん、そういえばお友達の吉田先生はドイツ在住でしたね。
他のドイツ在住のギタリストですが、けっこう優雅に暮らせるほど社会から恩恵を受けていると聞きました。
そうなるには、物凄い努力をして競争に勝ったのでしょうが、そうなればハッピーライフがあるとわかれば、若い人たちも必死で頑張るのではないでしょうか。
Commented by kazuo-nakazato at 2008-12-15 14:37
yayaさん、一度行かれるといいですよ。
コンサート6回分(2日間)でも1回分程度の料金ですからお得です。
Commented by kazuo-nakazato at 2008-12-15 14:39
ぶ~チャンさん、そのレベルに合わせて聴く耳も出来ると思います。
同時比較出来ませんが、名古屋の優勝者がテープ審査段階で落ちているのも事実です。
Commented by プリンセス・ピンク at 2008-12-15 17:43 x
毎年、楽しみにしていたのだけれど、今年は、どうしても都合が付かずに残念。
このコンクールを聞きに行くと、いつも、北海道から団体で観戦にいらっしゃるオジサマ方と
お逢いするのだけれど・・・そのチャンスも逃しちゃった。
来年は何とか行くぞ~っ!!!
詳細な情報をありがとうございました。
お陰で、少し様子が判ったような・・・でも実際の演奏が聞けてないからね~・・・トホホ・・・
Commented by kazuo-nakazato at 2008-12-15 18:45
ピンク姫、そうでしたか、毎年聴いていましたか。
詳細情報はmixiでの方がよく載っていますね。
さすがに猛者ばかりですが、日本全体のレベルが気になってしまいましたね。
Commented by siyoh at 2008-12-16 00:30 x
本選の課題曲を嫌そうに弾いていた人は、裏情報によると本当に嫌だったようですね・・・。
Commented by kazuo-nakazato at 2008-12-16 08:43
siyohさん、聴いていても他の曲とはるかに違って、思いが伝わってこなかったです。
全員・・・。
<< うれしい地産品 BGM付き地鎮祭 >>