東京タワー(リリー・フランキー)

東京タワー(リリー・フランキー)_b0035524_1745615.jpg←『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 (扶桑社)

読みました。
文章のテンポが良いので読みやすく、北九州地方の訛りが心地よくも感じます。

出だしは私の子供のころ(1952年生まれですが)と同じ世代の話しかと思いましたが、10年くらい新しい時代でした。
私が東京の下町でしたので筑豊炭鉱あたりと10年くらいは時間差があったかもしれません。

東京タワー(リリー・フランキー)_b0035524_18224626.jpg著者はりりー・フランキーさん。
ご自身と彼のオカンやオトンのことを綴っています。

(←ほぼ日刊イトイ新聞より)

職業は小説家以外に、コラムニスト、絵本作家、イラストレーター、アートディレクター、デザイナー、作詞・作曲家、ラジオナビゲーター、タレントコメンテーターなどなど・・・多才。

ガンで亡くなったオカンのために書かれた本です。
母親は最後の最後まで我が子を心配します。
「箱の中のママンキー(オカンが自分で自分のことをこうよんでいた)の遺書」は本当に泣けます。

母親というものは実に本当に無欲なものです。
だから
母親を泣かすのはこの世で一番いけないことなのです。
 (本文より)

私は自分のオカンにこんなに優しくないなあ~。
すばらしいジ~ンとくる作品です。是非読んでみてください。

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by kazuo-nakazato | 2005-10-31 18:33 | 本・映画
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