基準法改正に怒る

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6月20日の建築基準法改正以来、建築の現場が大混乱しています。
(写真をクリックすると大きくご覧いただけます)
(これを出した新建ハウジングさんは国交省に目を付けられているようです)

構造がメインに規制強化となっていますが、法の施行だけ先に行なわれ、それを運用する地方自治体や確認審査機関にそのマニュアルが整備されてなく審査が出来ない・・・という状況になっているためです。

いくつかの自治体は「9月一杯まで建築確認申請は受け付けない」としているし、確認審査機関でも3階建てなどは「受け付けても審査が出来ないので・・・」というしまつ。

これって業務放棄と同じではないでしょうか?
何と7月は住宅着工数が前年比マイナス23.4%と大幅減です。

しかしこの結果、申請に関する費用などが増えますし、契約から着工までの期間が長くなり施主の金利負担が増え、また2009年に始まる保証積立制度でもその負担がかかり、
つまりすべては家を建てる人たちに負担がかぶってくるということです。

全国の工務店は今、とても怒っています。
半年くらい建築界にブランクが出来、そろそろ大工や職人たちがあぶれ出して来ています。

でも、例の姉歯事件で世論を見方につけ「消費者のため」と言って、強引に進められているのが現状です。
2009年には今の住宅局長は退官のようですから、後は知らん、と言った調子でしょうか。

・・・・あぁ~、でも工務店って行政に対してなんの力も持っていないのがよくわかりました・・・・


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by kazuo-nakazato | 2007-09-15 09:05 | 呆れた事、怒った事
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