沖縄のギタリストから

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クラシックギターで時々無性に弾きたくなる曲が出来ます。

私の場合、ずっと前から知っていて突然その曲が輝きだし、無性に弾きたくなることが時々あります。

いくつかのそういう曲が今でもあり練習も追いつきませんが、そうは言っても楽譜が手に入らない曲もあります。
そういう曲ほど尚更弾きたくなるものです。

特に最近では2曲あって、1曲目はミゲル・リョベートの「Variaciones Sobre un Tema de Sor, op. 15(ソルの主題による変奏曲集)」。

これは大学生の時から聴いていて、弾きたい曲でしたが楽譜が手に入りませんでした。
最近また特に弾きたくなり、合間見てネット検索していましたら海外の海賊版サイトにあるのをたまたま発見。
いけないことですがダウンロードして手に入れました。ラッキーでした。

もう1曲は写真の楽譜のもの。
これもどうあがいても手に入らなくて、弾きたい思いが強くなり曲が頭で鳴るようになってしまいました。

たまたま沖縄のギタリストがこの曲を去年弾かれていたことがネットでわかり、その方に失礼を承知でコピーを譲っていただけないか、ぶしつけにお願いしました。
本当は楽譜をコピーするのは違法ですが、この曲は日本はおろか、海外でもないのではないかと思います。
フランスにある大手楽譜屋さんにメールで問い合わせたら、出版されていないのでは、と返信されました。
・・・・ということで最後の手段でした。

沖縄のギタリストは佐野周作さんというかたで、沖縄で一生懸命ご活躍されているのがブログ「さのしゅうのちかごろ」でわかります。

ご自身もイギリスの音楽大学で先輩にコピーをいただいたそうで、その先輩もベルギーまでこの作曲家を訪ねていかれたそうです。

この楽譜は弾き手の書き込みがありますが、譜面は手書きです。
ひょっとして作曲者自身の自筆ではないかと思っています。1986年と書かれています。
現代曲ですが、古典の手法も取り入れたとても綺麗な、またおもしろい曲想です。

こういうあまり知られていない、いい曲を弾かれているだけでも佐野さんの演奏を聴いてみたくなります。

来年には人前で弾けるようになるよう練習します(難しい曲ですが)。

佐野さん、ありがとうございました。

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ありがとうございました。

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by kazuo-nakazato | 2008-07-19 09:22 | クラシックギター
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