カテゴリ:クラシックギター( 281 )

試練のギター練習

b0035524_1747117.jpgギター練習は小屋裏の8帖ほどのスペースでやっております。

先日堀井先生に「アグアドの中でも良いほうですよ!」とお褒めいただいた、愛器アグアドのギターを弾きます。

一人で弾いているととても良い音が体を伝わってきて、心地よくなります。

その小屋裏に上がっていく階段の途中に人形たちが座っています。↓

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私は人形が苦手です。特に古い人形は・・・。
これは娘が小さい時に家内が買い与えたものですが、今では放置され階段の途中に鎮座しております。
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←こちらも今は放置されて、小屋裏のドアを開けると居ます。
ミルク飲み人形です。

いつか私が燃えないゴミで捨てようとしたら、娘と家内にえらく怒られました。
「放置しているのではなくて、居てもらっているのよ!」、、、、、。

私は人形が怖いです。特に古い人形は・・・。

ギターは弾きたし、ここは通らねばならないし、つらい試練をギター練習に与えられています。

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by kazuo-nakazato | 2005-04-16 18:07 | クラシックギター | Trackback | Comments(15)

ギタリストー7

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第二部はプロのギタリスト、坪川真理子さん。美しいギタリストです。

演奏前の控え室で撮らせていただいた写真です。ヘタで暗くなってしまいましたが気品が伝わりますでしょうか。(坪川さん、すみません。よくご覧になりたい方はホームページで)

東京外国語大学スペイン語学科を出られて、スペイン政府の奨学生として渡西、マドリッド王立上級音楽院まで出られています。(勉強家!)
近年、特に女性ギタリストとして目立ってきています。

今回のプログラムはすごく難しい曲ばかり、、。
ヘンデルの主題による変奏曲(ジュリアーニ)、序奏とファンダンゴ(アグアド)、ロンディーニャ&サパテアード(デ・ラ・マーサ)、小麦畑で(ロドリーゴ)、ソナチネ(モレル)。

弾かれていたギターはアントニオ・マリン2001年製、初めて聴きましたがいい楽器ですね。

女性の細い指でよく弾けるな~と唖然。手が指板の上を魔法のように移動するのです。しかもとてもきれいに曲が歌われていました。
性格的にネチネチしたようなところはないのでしょう。スパっと演奏します。気が強い方でもあるのでしょうね。演奏家としてはプラスだと思います。(偉そうにすみません。)
女性ギタリストでは村治佳織とマリア・エステル・グスマンが断トツと思っていましたが、この方もすごかったです。(サインもらい忘れてしまいました。)

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by kazuo-nakazato | 2005-04-11 20:48 | クラシックギター | Trackback | Comments(15)

ギタリストー6

b0035524_19294188.jpg横浜にある大倉山記念館

15~16年前くらいまでは、荒れ放題の建物で肝試しの場所になっていたようです。
それを横浜市が買い取り、きれいに修復したそうです。
横浜市民に安く展示場やホールを貸し出しています。

「クラシックギターコンサートを楽しむ会」が定期的に開催しているクラシックギターコンサートが4月10日にありました。


b0035524_19442573.jpg一部と二部に分かれていて、一部はアマチュアギタリストが弾き、二部はプロギタリストという趣向になっています。

今回の第一部は渡辺史明さん。(写真ぼけてすみません)
介護老人保健施設のケアマネージャーをしていらっしゃいます。

現在は堀井義則氏に師事されています。
先日のコンサートであまりのすばらしさに「おしかけ弟子志望」をしまして、堀井先生(もう先生などと言っている)の門を叩きましたので、私の兄弟子(勝手に言っておりますが)になります。

やはり始めは緊張しますね。「練習通りに出来れば苦労しないよ!」と誰かが言っていました。
後半はペースを取り戻して、最後のエレジー(メルツ)は長い曲ながら胸に沁みこんできました。
他のプログラムは エチュードOp.31 No.4(ソル)、スペインの城より 美しき乙女(トローバ)、カタロニア奇想曲(アルベニス)、11月のある日(ブローウェル)。

弾かれていたギターはホセ・ラミレスⅢ世1969年製。すばらしい楽器です。

アマチュアが30分ステージで演奏するのはけっこう大変ですよ、、、。

ぽちっとなしたら、リゾートが迫ってきてるし、これは、逃げねば・・・゜°。。ヘ(;^^)ノblogランキング (←ぽちっとな)by kyoco-chan

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by kazuo-nakazato | 2005-04-11 20:04 | クラシックギター | Trackback | Comments(0)

ギタリストー5(福田進一)

b0035524_21161270.jpgGGサロンでの福田進一さんのコンサートは気迫迫るものでした。

デビューしたてのころ(20年くらい前)の演奏を聞いたとき、「ギターのグレングールドだ」と思ったのですが、演奏しながら何かご自分で唄っているのです。
今日もそれは健在でしたが、調子を崩すときに余計集中するように意識するので、口ずさむのではないかと感じました。違うかもしれませんが、風邪をひかれてそうとうひどいようでしたし、顔が熱を持った状態でしたから。でもみじんも弱気を見せません。プロですね。

その風邪を医者に薬で抑えてもらって出演されたようで(そのお医者さんも来ていました。)、ベストコンディションではない状態で大曲ばかり弾かれました。ロッシニアーヌ第一番から三番まで全曲(ジュリアーニ)。
大変な大曲ですし、とても難曲です。
ものすごい集中力とテクニックで風邪を感じさせない名演奏でした。さすがです。
それから細川俊夫さんが作曲された「セレナーデ」。2003年に作曲されたようで、日本的な響きの名曲です。
これから世界でこの曲を演奏して紹介していくとの意気込みでした。

弾いていたギターがこれまたイタリアのヴァイオリン製作で有名なガダニーニ一族で、ガエターノ・ガダニーニⅡ世が1829年に製作したもので、福田さんがトリノで見つけたが壊れていたとのことで、日本人の製作家に直してもらって生き返ったようです。
弦もイタリアの製作家が作ったものを使い、ロッシニアーヌはこれで弾いて、当時の音を再現しようとされていました。(細川さんのセレナーデは桜井正毅さんのギターで弾かれました)
また指がこんがらがるような難曲なので、軽いタッチで弾ける古楽器だからまだよく「現代のギターでは死ぬ」と言っておられました。

この福田進一さんはパリ国際ギターコンクールで日本人として三番目の優勝者です。
この方が日本でデビューされてから日本のクラシックギターの歴史が変わったと言っても過言ではないでしょう。
後に続く若い優れた演奏家が福田さんから輩出されました。今をときめく村治佳織さんも福田さんのお弟子さんです。
今や日本のクラシックギターのレベルは欧米に並んだと言えるでしょう。福田さんが引っ張ったようなものです。

b0035524_2152532.jpgこれだけの方を写真に撮れたのはラッキーでした。
ついでにCDを買ってサインをしてもらいました。

福田さんのCDはほとんど持っていて、このCDも持っているのですが大変好きなCDですので、新たに買ってその場でサインをいただきました。
良い記念になります。

これからも聞き続けて行きたい、もっとも好きなギタリストです。


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by kazuo-nakazato | 2005-03-22 21:57 | クラシックギター | Trackback(1) | Comments(7)

現代ギター社

b0035524_11205885.jpgクラシックギターのメッカと言える「現代ギター社」

ギター製作家、河野賢氏が創設したギターショップ。
楽器、楽譜、CD、小道具などクラシックギターの関係するものならすべてここにあるというお店です。b0035524_11315933.jpg
河野賢氏は1998年に他界され、今は桜井正毅さんというギター製作家が社長をされています。
どちらも日本のクラシックギターのレベルの高さをを世界に示したことでも有名な、優れた製作家です。
プロフィール(←こちらをご覧ください)

ここの4階にGGサロンという会場があって、100名ほど入れる小さなホールですがクラシックギターを生で聞くにはちょうど良い広さかなと思います。

実はここで、あの福田進一さんのコンサートがありました。
いつも大きな会場でも一杯になってしまうのですが、何とかチケットが取れました。
行くとやはり当日チケットも売り切れで満席でした。
こんな小さなホールで近くで聞けることが楽しみでしたが、いや、すばらしいのなんのって・・・。

その模様は次に載せます。お楽しみに・・・・・。

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by kazuo-nakazato | 2005-03-21 11:49 | クラシックギター | Trackback | Comments(4)

ギタリスト-4(私の先生)

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第2部はプロのギターリスト 堀井義則さん

1960年横浜市ご出身。
何と!!! 1983年にあの(社)日本ギター連盟主催の東京国際ギターコンクールに優勝しております。
世界各国からの参加者も多く、昨年も一位該当者なしなど難しく、世界でも権威のあるコンクールとなっています。

曲目は一部のバッハから比べれば比較的新しいものの構成で、F.タレガ、I.アルベニス、A.バリオス、J.モレル、M.コロンナの作品を弾かれました。

いや~! 「うまい!」・・・ 驚きました。
私が学生の頃いや、福田進一さんが出てくる20年くらい前までは、日本人のギターリストはあきらかに欧米のギターリストに届いておりませんでした。
渡辺範彦さんや山下和仁さんという例外はいらっしゃいましたが。

この年代の方々以降は断然、リズム感が良いですね。
ピアノなど他の楽器に比べて、最近新しいギターの名曲が次々出ていますがモレルやコロンナなどはその良い例でしょう。
これらは技術的難しさもありますが、弾く面白さと何より日本人的でないリズムが大事になります。ギターリストが作った曲が多いのも一因だと思います。

弾かれていたギターはスペインのロマニリョス 77年製。
すばらしい楽器です。ロマニリョスは駄作も有り、これだけの良い作品は数少ないでしょう。

これから注目していきたいギターリストです。

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by kazuo-nakazato | 2005-02-14 09:52 | クラシックギター | Trackback | Comments(2)

ギタリスト-3

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LECGCのコンサートの一部で演奏くださった、神谷(かみや)光昭さん。(控え室にて)

1952年生まれで私と同じ年。
自称「走るアマチュアギタリスト」。
マラソンでは相当の方のようで、「ここへ来る途中の階段も二段とびで登って来た」と増渕さんが紹介されていました。

中2から東北大学生での部活までギターを弾いていて、その後20年以上のブランクを経て、6年ほど前からギターを再開したとのこと。
過去4回アマチュアギターコンクールに挑戦するも、本選に進めず、昨年の9月、埼玉ギターコンクールで2位入賞との自己紹介。

ものすごいまじめな方で、努力家という印象でしたが、演奏にもそのまま表れていました。


曲目はオールバッハでカンタータ2曲と何と!、難しい無伴奏チェロ組曲第3番(BWV1009)を弾き通してしまいました。

「指が思ったように動かなかった」と不満足げのようでした。確かにつっかえた箇所は所々ありましたが、観客の顔が見えるこのホールでバッハを止まらず弾ききっただけでもすごいことです。
すばらしいアマチュア演奏家だと感じました。

使っておられたギターは茶位幸秀さん製です。いい音色でした。

演奏の区切りで、「音楽をやる者にとって、聞いてくださる人がいるということはとても幸せなことです。」と言っておられました。ジン・・と来た言葉です。見栄を張ったところなどまったくなく、好感のもてる良い演奏でした。
頑張れ!神谷さん。(私も負けずに・・・)

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by kazuo-nakazato | 2005-02-13 20:22 | クラシックギター | Trackback | Comments(0)

ギタリストー2

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横浜、東急東横線の大倉山駅から徒歩6分の丘の上にある、
大倉山記念館。
←入り口を入るとホールに直行する階段があります。

右の写真がそのホールの中のステージです。
こじんまりとして、100名も入れば一杯になる程度ですが、クラシックギターの演奏には音がストレートに伝わり(演奏家にとってはきついでしょうが)ちょうど良いくらいだと思います。
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これからここでクラシックギターのコンサートが始まります。
主催されるのは

←増渕利昭さん。

増渕さんはプロのギターリストですが、クラシックギターコンサートを楽しむ会LECGCを主催されていてその活動の主体がこのコンサートです。

とても温和な方で、コンサートでの曲に感動して涙腺をゆるめられていたほど、感受性も豊かな方です。

今回は演奏されませんが、その機会にはまたレポートします。

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by kazuo-nakazato | 2005-02-13 13:52 | クラシックギター | Trackback | Comments(2)

ギタリスト-1

b0035524_8334035.jpgプロのギターリスト登場です。
小川和隆さん

あの「禁じられた遊び」で有名なナルシソ・イエペスに師事され、イエペス考案の10弦ギターを主に弾かれています。
イエペスが弾いていた(残念ながら2年前に亡くなりました)10弦ギターを作った、パウリーノ・ベルナベに特別に頼んで作ってもらったギターです。すばらしい音色です。(10弦ギターと一緒に写真は撮れなかったので上記URLで見てください。)
本日は茶位幸信さんの6弦ギターを中心に弾かれていました。これもまた良い音色です。

会場は渋谷のオペラシティーの中にある近江楽堂という、教会風な(教会かもしれません)とても音響環境の良いホールでした。
音が素直にストレートに聴衆に伝わってしまうので、演奏家は返って難しいかもしれません。
(小川さんは高校時のギタークラブの私の一年先輩です。)
by kazuo-nakazato | 2004-11-28 08:48 | クラシックギター | Trackback | Comments(0)

銘器

エルナンデス・イ・アグアド

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その姿の優美さ、音色の気品、バランスの完全さ等々、ギターの貴族と言える名品です。弦長は通常660mmですが、ネック幅、厚さ、形状共に良く、張力も適当なので弾き易いギターです。表面板は松ですが、アグアド引退後、再後期のエルナンデスの作品には杉を用いたものが多くなっています。二人が遺したギターは400本に満たず、夫々が所有者の宝となっていて、入手は仲々困難です。
by kazuo-nakazato | 2004-10-02 19:16 | クラシックギター | Trackback | Comments(8)