300年住宅?

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前橋市の赤城山の南麓にある、「阿久沢家」です。重要文化財です。

まわりには民家などあまりないところで、観光地でもない寂しいところにポツンと建っています。

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建造年代は17世紀末と推定され、県内でも最古の民家のようで、300年も経っています。

昭和49年から50年にかけて解体修理が行われ、創建当時の姿を今に伝えているそうです。

茅葺屋根は骨組みの竹からすべて新しくされています。
柱や梁は旧部材をそのまま再使用しています。

土間は土のタタキです。

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「200年以上もっている家は太い構造材を現して使っている・・・ので、構造材を現して200年住宅」・・・というわけのわからないコピーで、藁をも掴みたい工務店を高い入会金を取って集め、無差別伐採した国産材の集成材を売りつけ、太くもない構造材で真壁(柱を現す壁)にして全国展開しようという、困った人とグループもいますが・・・・・笑。

この阿久沢家だって、手を常に入れてきたから今日まで存在しているわけです。
けっして、太い構造材を現しているからではないのです。

ただ、外気は2度くらいでしたが、中もほとんど同じくらいでしたね。

昔の人は寒さにいかに備えるかが、重要なことだったろうと感じました。

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by kazuo-nakazato | 2009-01-13 15:00 | 建築一般
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