高齢者居住システム委員会

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いくつか立ち上げたSAREXでの委員会のひとつ「高齢者居住システム委員会」。

介護福祉施設の経験が豊富な瀬戸建設さんの瀬戸社長が座長。

認知症の人が急増中(私の母はどんどん進行しています。現在要介護4)。

10年後には350万人にもなり、その後団塊の世代が居なくなるまで高い数字を続け、
間もなく次の団塊ジュニア世代も始まり40~50年間位は高止まりとなりそうです。

行政の行方がまだ2年位不確定で、事業の方向性が見えにくい現在では施設が圧倒的に足りないままです。

福祉施設にはどういう種類があって、どう規制されているか、また事業として
どう成り立っているのか、などの現状把握を第1回目の今回で勉強いたしました。

建築的にどう関われるのか、が主テーマですが既存余剰建物の
「コンバージョン」がひとつのキーワードになりそうです。

しかし、増え続ける介護を必要とする人たちの受け皿が圧倒的に足りない現状は
消費税増税で改善されるのでしょうか?

看取りも自宅でということは難しくなって来ていて、施設で看取ることが主になってくるようです。

スペースだけあればいい、という施設でないように建築的に処置出来たらと思う次第です。


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by kazuo-nakazato | 2010-07-02 09:46 | SAREX
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