耐久性能を支える工夫

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換気用の管が外壁を貫通している写真です。
管の周りから、雨漏れがしないように樹脂製のカバー(緑色)で水が回らないようにしています。

白い紙は透湿防止シートです。湿気は通しますが、水や風は通しません。
シートの下にはモイスのような湿気を通す耐力面材が張られています。

湿気が壁の中にこもらないで、外に出て来やすいようにします。

また管は雨水が建物側に流れないように、斜め下に勾配を付けて取り付けます。

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エアコンの配管や配線が貫通する場合は、防水テープで配管周りをカバーします。

下の黒い蜂の巣状の帯(イーブスベンツ)から空気が流れ込みます。

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窓周りの防水は下の防水と上の防水と2重の工夫が必要です。

下の水切りはサッシの周りに入って来た水を外に出す役割と、雨垂れで外壁を汚さない役割を担います。

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そういう防水処理が出来てから、空気が通る通気層の上に下地の板を取り付けます。

この下地の板の上に更に防水紙を張り、モルタルなどを塗り、仕上げ材を吹きつけたり塗ったりします。
2重防水構造となります。

これらは家の耐久性に大きく影響することばかりですが、当然コストにも影響します。

ローコスト住宅でも、こういうところは省いて欲しくないですね。


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by kazuo-nakazato | 2010-10-22 11:08 | 創建舎
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