天才少年ギタリスト(ギタリストー8)

天才少年ギタリスト(ギタリストー8)_b0035524_9142982.jpg大変な少年が出てきたものです。

←藤元高輝くん、中学一年生(演奏前の調整時の写真です)

アランフェスギターサークル(兼平氏主催)の演奏会に賛助出演されたのを聞きました。

スケルツォワルツ(リヨベート)、内なる思いより、よろこび/宝物(アセンシオ)、パスピエ(バカリッセ)、ソナタ(スカルラッティ)などを演奏してくれました。
誰も弾けないような曲ばかりです。とにかく圧倒されました。

賞暦も輝かしいもので、2003年 ジュニアギターコンクール最優秀賞、第25回学生ギターコンクール最優秀賞、2004年第35回クラシカルギターコンサート第一位(史上最年少)、第22回スペインギター音楽コンクール第二位 など他もありますが、昨年小学6年生までに取るべきものは皆取ったという少年です。
ギター界ではめずらしく天才と呼ばれています。
弾いていたギターは松井邦義さん製。
お父様もギターを弾かれるそうですがお二人ともナルシソ・イエペスが大好きで、高輝くんはイエペスのものまねが得意とのこと。
でもイエペスの演奏そのものが難しいのに、、、。

トップレベルで活躍されている福田進一さんが言っておられましたが、「私とは違って小さい時からギターを練習している人たちが増えてきているが、その人たちが私の年代になったらもっとすごくなっている可能性がある。」と。
確かにその層が厚くなるほど全体のレベルも上がりますが、とうとう出てきたか・・・、と感じさせられた少年ギタリストでした。

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by kazuo-nakazato | 2005-04-18 09:50 | クラシックギター
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